世界の模擬国連に参加しよう

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STEP1 国際模擬国連会議を探す。

海外の模擬国連会議は基本的に英語で行われるため、いわゆる全世界的な模擬国連大会でないとしても参加することは可能です。世界各地の模擬国連情報を得る際にFacebookを利用して情報を収集することは有益です。世界各地の模擬国連情報はMUN Calendar(web page:MUN Calendar)、欧州の模擬国連情報はEMUNNET - European Model United Nations Network、アジア太平洋の模擬国連情報はAsia-Pacific Model United Nations Networkにて得られます。

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STEP2 仲間を集める。

海外の模擬国連会議では大学のクラブごとに代表団として参加者を受入れることがあります。もちろん、そうした場合でも、一人での参加は可能ですが、セキュリティ上の理由もあり、可能であれば代表団として参加することをお勧めします。
代表団を作りたい場合は、開催日程、参加費などを記載した広報文を作成し、各模擬国連サークルに転送を依頼するとよいでしょう。担当者の連絡先が不明な場合は、日本模擬国連のウェブサイト、もしくは、本ウェブサイトの管理人までご連絡ください。

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STEP3 会議に申し込みをする。

参加するメンバーが確定したら、参加申込をしてください。なお大会によっては申し込み時期により割引制度があったり、もしくは、申し込みが遅い場合は締め切られてしまうこともあるのでご注意ください。
また申し込みの際に、ホテルが参加費に含まれない場合もあるので、何が参加費に含まれるかを確認する必要があります。さらに国によってビザが必要な場合もあるので、ご注意ください。
また航空券の購入もH.I.S.やABROADなどで早期に行えば安く抑えることができるでしょう。なお滞在期間はイベント後も数日とっておくことをお勧めします。大会後に現地の大学からの参加者に案内などをしていただけることも多くあります。

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STEP4 会議の準備をする。

会議にむけて準備するべきことは主に3点あります。1つは、ホテルなどロジスティックスに関すること、2つめに会議のプロシージャーに関すること、3つめに会議の議題に関するリサーチです。
ロジスティックスに関しては、ホテルの確保、空港からホテル、ホテルと大会会場とのアクセスを確認しましょう。またホテルではインターネットへのアクセスが確保されているべきでしょう。また日本大使館の連絡先もしっかりメモしておきましょう。宿泊費を安く抑えたい場合は(ユース)ホステルを探すことをお勧めしますが、(ユース)ホステルはセキュリティが甘く、サービスが限定的であるため、参加するメンバーと事前に対話する必要があります。
また海外の模擬国連会議に参加する場合にプロシージャーの違いは明確に理解する必要があります。日本で当たり前のことも海外の模擬国連では行われていないこともあります。例えば、賛否の意思を表明する際に、日本では「Yes/No」と発言するのですが、とある大会では「For/Against」とすることがあります。国連給食会議など、話しやすいトピックなどで一度、プロシージャー講習をしてみるとよいでしょう。
また海外の大会では、アジェンダ選択があり、アジェンダ選択にかかわる戦略立案とともに、そのためのリサーチ方法も効率的に行う必要があります。
会議の議題に関するリサーチに関して、海外の模擬国連では、論点の提示がない場合や議題解説書がない場合もあります。自らプロアクティブなリサーチが求められます。会議の流れに関してはコチラを参考にしてください。

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STEP5 ソーシャルイベントの準備をする。

海外の模擬国連大会では、ソーシャルイベントが充実しています。オーストラリアで行われたアジア太平洋模擬国連大会では、毎夜、クラブでのコンサートやクルージング、ダンスパーティが開催されていました。ソーシャルイベントも海外の模擬国連大会の楽しみの一つです。
各国の民族衣装など、文化的な服装での参加を求められることもあります。こうした際に、浴衣などを持参しますと、海外の参加者からの反応は高く、お勧めです。
また、ソーシャルイベントを含めて、名刺を持参することをお勧めします。FacebookやTwitter、Skypeのアカウントを記載した名刺を持参すると、その後のネットワーキングにも活かすことができます。

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STEP6 参加メンバーで当日レビューを行う。

大会のスケジュールにもよりますが、大会開催中は各日程ごとに、簡単な会合をもつことをお勧めします。海外の模擬国連大会の場合、時間外の交渉を行うことはまれです。そのためこうした会合を開催することは可能です。会合では、各会議の進捗と翌日の活動目標、行動予定を共有することをお勧めします。
ただこの会合は余り時間をかけないように注意してください。

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STEP7 会議後にレビューを行う。

地域的に参加者が近い場合は、帰国後にしっかりレビューを行うことをお勧めします。またもし滞在に余裕がある場合は、開催地でレビューを行うことも有効でしょう。特に海外の模擬国連大会ではレビューの時間がないことも多いので、こうした時間をつくることは重要です。
レビューが地理的に帰国後に行えない場合は、ML上でのレビューなどウェブを通じて行うことをお勧めします。