模擬国連をはじめよう

模擬国連をはじめよう

本ページでは、学校やキャンパスでの模擬国連の始め方をご紹介します。

STEP1 近くの模擬国連に参加して、模擬国連を理解しよう。

DSC00778.JPGまず、模擬国連の活動をウェブサイトで学びなしょう。模擬国連活動に関しては、日本模擬国連、及び駒場研究会のウェブサイトにて詳細の説明がされています。
また模擬国連は実際に参加してみて、はじめて活動の魅力がわかるという側面も大いにあります。そこで、近隣地域で行っている模擬国連サークルの活動や大会に参加することをお勧めします。
また会議に参加した際に写真をいくつか撮っておけば、広報をする際に活用することができます。

【リンク】
模擬国連に参加しよう

STEP2 模擬国連の魅力を伝え、仲間を募ろう。

IMGP4277.JPGご自身で模擬国連に参加され、模擬国連の魅力を理解されましたら、学校やキャンパスで活動をするために人数を集めましょう。しっかりとした会議を行うためには少なくとも10名の参加者が必要です。新歓前だとしても、8名は初期メンバーがいることが好ましいです。
人数が少ない場合、一日会議イベントを企画し、学内での模擬国連認知度を上昇を試みましょう。
可能であれば、大学教授や学校の教師に顧問を依頼しましょう。顧問がいる場合、教室の利用などの面で大きな助けになります。

STEP3 グループを立ち上げたら、一日会議イベントを企画し、それぞれに役割を割り振りましょう。

P3150656.JPG参加メンバーが模擬国連を経験すること、そして、新たにメンバーを募集するためにも、1日模擬国連会議を行うことは有効です。実際に2008年に東京大学駒場キャンパスにてサークルを立ち上げた際には、前年12月に1日会議を行い、メンバーを集め、翌年の新歓からサークル活動を行い、2008年末には30名程度のサークルになりました。
1日会議を企画する上では、会議の準備をするメンバー(研究)、広報で人を集めるメンバー(広報)、1日会議イベントに参加した人々が初期メンバーになるよう新歓準備をするメンバー(新歓)などの役割分担をし、イベント当日までに毎週進捗を共有するよう準備会議を開催しましょう。

STEP4 1日会議イベントの広報を行ないましょう。

IMGP9949.JPG1日会議の準備が進み、広報が出来るようになりましたら、新歓のターゲットとなる学部、最寄りに大学がある場合はその大学や関連するmixiコミュニティなどで告知を行いましょう。また近くに模擬国連サークルがある場合は、助っ人としてお手伝いをお願いするのも良いと思います。
広報では第三者に広報されるよりも、口コミ広報が最も効果が高いため、それぞれの知り合いに声をかけることを心がけましょう。グループ割引など、参加者が3名以上のグループで申し込んだ際には参加費を割引にするなどの措置を講じれば、参加者は参加しやすくなります。
またブログを利用する形でもよいので、団体のウェブページを作成しましょう。団体のウェブページがあれば、参加希望者が常にアクセスできるようになります。

STEP5 イベントにてメンバー募集を行ないましょう。

DSC00909.JPGイベントの目的であるメンバー希望者が増えることを念頭においてイベントを組み立てましょう。イベントを通じて、参加者同士が仲良くなり、また模擬国連を通じて世界観が広がったと認識した場合、模擬国連という活動に参加したいと考える人は多くなります。
初期段階でのアイスブレーキングでの打ち解けとレビュー及び懇親会の充実は重要な項目です。
メンバー募集をする際には、「活動内容(活動時間)」「年会費」などを明確に示すことが重要です。また国際協力に関心のある人々に対しては、「緒方貞子が日本に持ち込み、以前顧問をしていた」ことや「OBOGに国連職員やNGOスタッフ、外交官が多数おり、実践的スキルをサークル活動から学ぶことができる」旨をお伝えすると大変有効です。
またイベント後にすぐに参加募集のお誘いをすることも重要です。

STEP6 初期メンバー確定後、年間スケジュールを作りましょう。

DSC01315.JPG大学の学祭やテストなどのスケジュールを調べて、活動周期を考えましょう。また新歓時期や新入生が定着するまでの時期では、対立点が明確な議題にし、参加しやすくしたり、また、日本語での参考文献の多い会議にするなど工夫をするとよいでしょう。
その際に、それぞれの会議の目的と誰がどの会議の責任者(研究)をするのかを考え、責任者はそれぞれの目的にあわせて、事前勉強会の方法や会議の議題、レビューの在り方と考えます。また会議だけでなく交流会などの企画も考えると良いでしょう。

STEP7 メンバーとともに大会に参加しましょう。

IMGP9681.JPG活動にメンバーが定着してきましたら、全国大会への参加をお勧めします。夏に開催される関西大会や九州サマーセッションでは、新メンバーが各地の模擬国連関係者と触れ合い、模擬国連の魅力を改めて認識する機会になると思います。年末の北陸大会では、アットホームな雰囲気がありますし、全日本大会ではさまざまな世代が集まり会議をすることで、模擬国連の更なる魅力を感じる機会になるでしょう。
大会に参加する際にはmixiやfacebookのIDを記載した名刺を作成し、会議場で会う人々に配布することをお勧めするとよいでしょう。SNSを用いた彼らの継続的なネットワークの充実に繋がると思いますし、こうした繋がりは模擬国連の魅力の可視化のひとつだと思います。

【リンク】
模擬国連会議に参加したい方→模擬国連に参加しよう